DAGAZ SUPERDOME KIT " Chapter 5 "

SII NH35 with DAGAZ MOVEMENT HOLDER

DAGAZ SUPERDOME KIT " Chapter 1 "
DAGAZ SUPERDOME KIT " Chapter 2 "
DAGAZ SUPERDOME KIT " Chapter 3 "
DAGAZ SUPERDOME KIT " Chapter 4 "

保有している SKX MOD のムーブメントは、全てSII NH35に換装してあります。
NH35 (4R同等品) に合わせてリュウズも純正のそれ用に交換しています。
リュウズの頭にSマークが付いている「 アレ 」です。

NH35 に換装しても、手巻き機能と秒針停止機能が付くだけで、
特に何かが良くなるわけでもありません。

個人的に手巻き機能は一切、使用しません。
使い始めに優しく振ってゼンマイの巻き上げをしています。
何故、手巻き機能を使わないかは説明が面倒なので割愛します。

秒針停止機能は針抜き針入れ時に重宝するだけで、
時計を普段使う際に「 秒 」まで時刻合わせもしません。
「 秒 」まで必要な生活ならクォーツ時計にしますし、
そもそも腕時計が必要な生活もしてません。
スマートフォンでも見れば時間は分かります。

何故、NH35に換装するかは自分でもよく分かりませんね。
とにかく中身を改造したかっただけで、深い意味は無いんですよ。

元々付いている7S26で十分すぎる性能です。

NH35はUS$30以下で買えるのですが、
原価(製造コスト)は幾らなんですかね?
私は100円位以下だと想像します。
恐ろしいですね。
調子が悪くなったら問答無用でムーブメント交換しますね。
オーバーホールなんて手間の掛かることをするまでもないでしょ。


画像の中央付近にスペーサーが立ててあります
左のグレーがNH35用
右の黒が7S26に付いているモノ
 

NH35を買うとグレーのスペーサーが付いています。
今まで見たセイコーの7S / 4R / 6Rのムーブメントには、
右側の黒いスペーサーが付いています。

グレーと黒のスペーサーの違いは「 その厚み 」だけです。
厚み以外は完璧に同形状です。
3時位置クラウン用と4時位置クラウン用とかの、
使い分けでは全く無いようです。
SNZH55や復刻サムライなどの3時位置クラウンのモデルでも、
SKXなどと全く同じ黒いスペーサーが付いています。

まあ、とにかくグレーのスペーサーは取り外して、
7S26に付いている黒のスペーサーに交換します。
交換するのにカレンダー周りを全バラしますが、
ネジ4本ですからね、簡単です。


NH35に黒のスペーサーをセットしました
中央上のグレーのスペーサーはNH35付属のもの

カレンダー周りを分解、組み立てする際にリュウズは外しません。
付けたままにしておきます。

文字盤を乗せる手前の段階まで来ました

DAGAZのムーブメントホルダーは使い勝手が良いです。
MODする際には必需品ですね。

左上 NH35に付属のグレーのスペーサー
中央上 今回は使わない「 日車 」
右上 今回は使わない日車を回すためのパーツ

今回、使用する文字盤はノンデイトです。
私は必要の無いパーツは必ず外します。

外してしまえばゼンマイの力が日車を回す為に喰われる事も無いですし、
午前、午後の12時の違いに関係なく針入れ出来ます。

やってみれば分かる事ですが午前12時、
なわち日付が変わるタイミングでは、
時針、分針の動きが若干ですが異なります。


複数の自動巻き時計を持つと、日車も曜車も要らないですね。
使い始めの時に嫌がらせかと思う程、面倒なんですよ。

文字盤の見た目もゴチャゴチャして嫌いです。
ノンデイトがシンプルで良いですね。

社外品の文字盤にはノンデイトが選べないモノも多数有ります。

私が保有するセイコーMODで日付有の文字盤のは、
ノンデイトが選べなかったから、
仕方なく選んだ「 妥協の末の選択 」です。

No-Date " NH35 "

Last Chapter  へ続く












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