ダイバーズウォッチとは 第一章

ダイバーズウォッチの始祖

ダイバーズウォッチのことや、くだらない話。

いろんな人のブログのダイバーズウォッチ関連記事で、
チラホラ見かける記事内容で思うのは、

「 君、スクーバ・ダイビングやったことないでしょ? 」

と私は感じます。

ベゼルが正回転方向に動いたりして、
時間が正確に計れないと命に関わるから、
逆回転防止機構が、なんたらかんたら。
防水性がどーの、こーのとか。

現実のスクーバ・ダイビングの世界じゃね、
30年以上前から、この手の時計は骨董品なのよ。

古臭~い過去の遺物です。

さあ、現実社会の話をしましょうか。

たかがダイビングなど趣味なんで、やるやらないは自由なのですが、
どこで得た知識なのか、おかしな内容の記事に愕然とします。

もちろん、私もおかしな記事を書いているかもしれません。
また、私が正しいと言い張るつもりは毛の先ほどもありません。

当然、私は趣味でスクーバ・ダイビングをやっています。
今までの潜水本数は3000本以上あります。
日本を含め、
数十カ国を旅して名だたる有名ダイビングスポットは制覇してきました。

ダイバーズウォッチって必要ですかね?
私はその必要性を感じた事が一度も無いのです。

1970年代後半位までがダイバーズウォッチ開発の全盛期だと思いますが、
1970年に25歳だった人は2019年の今、何歳なのでしょう?
74歳ですね。
そろそろ後期高齢者と呼ばれる世代です。
人は皆、順番に年老いていくのですから仕方のないことです。
セイコーの復刻ファースト、復刻セカンドがおかしな高値で売られているのも、
そういった老人世代の貯め込んだ金を毟り取るように再販したとしか思えないのです。

「 お~、懐かしいな。昔、コレと同じようなの買ったわい。」

てな感じで、
老人世代の預金をうまくせしめとるかのような絶妙なタイミングでの再販。

やってみれば分かりますが、
ビーチエントリーでもボートからのエントリーでも、
ダイビング機材にバチバチぶつけますし、
船が揺れているときにラダー(はしご)を登れば、
時計なんぞ、バキバキと音を立ててラダーに当たりますよ。
ザラツ研磨だか知りませんが、必要ですかね?

バキバキのガジガジになりますが、ROLEXのDeepSeaでもはめて行きますか?
世界を旅して潜って来ましたが、そんな方、見たこともないです。

もう数十年、スクーバダイビングを楽しんでいますが、
始めた当初から、必要だったのはダイビングコンピューターですよ。
現在所有のダイビングコンピューター
当然ながら時刻表示させられます

今はこれですが、実売価格4万円程で買えます。
こんな感じのダイビングコンピュータを3年程使った後、
誰かに売って、また新しいのを買う。
これを繰り返してきたのです。
数十年ですよ。

「 ダイバーズウォッチは1988年以前までは必要だった 」

これが私の認識です。
今2019年ですよ。
31年以上前までは必要だったダイバーズウォッチって、必要ですか?

もちろん時計を使って潜水時間を計測して、
ダイブテーブルを用いて減圧時間を見るのは、基本中の基本です。
今も、これからの未来も変わらないと思います。
知識として絶対に忘れないようにするのは当然です。

ここからは一般的な趣味のファン・ダイビングについて考察してみます。

海軍の特殊部隊員、特殊な海洋調査員、港湾及び海洋土木従事者などなど、
極めて少ない方々の話は割愛します。

1988年からダイビング業界を席巻してきたダイビング・コンピューターですが、
もはや持ってて当然という事が、
ダイビングスポットに案内してくれるショップやインストラクターの認識にあるでしょう。
そもそもダイビングライセンスは国家資格でも法的に認められた資格でもないのです。


特定の団体が決めた学科、実地講習を受けたという、
ただの講習終了証なのです。

私が始めた数十年前の話ですが、ある外国ではPA※Iのライセンスはお金で買えました。
金を払えばライセンスを発行とは危険極まりないですが、
そうして買った人に何百人も出会っていますよ。

もちろん、私は別団体のライセンスを正規の方法で取得後、
そのライセンスのランクを段階を踏んでレベルアップして、
他人を引率する立場にあったので、
そんなインチキライセンス保持者は許さなかったですが。

有名なダイビングスポットはですね、開拓され尽くしていて、
そこにアクセスできる周辺のショップに依頼して、
案内してもらうなり、ボートをチャーターしてもらうなりするのですが、
彼らからしたら、とんでもないド素人のダイバーは迷惑なんですよ。
珊瑚を傷つけたり、毒のある生物に触れたり迷惑なんです。
ましてや潜水中の事故でも起こされたりしたら商売上がったりです。
金で買えるインチキライセンスは今でも出回っていますが、
そんな輩が減圧時間のことなんぞ知るわけもなく、
引率する側からしたら、最新のダイビングコンピューターでも付けててくれたら、
きちんとセットだけしてやれば、そいつらが死んだところで
俺達は管理はちゃんとしていたと言い張って、
揉めて裁判沙汰になっても言い訳出来るでしょうし、
面倒くさい事に巻き込まれる可能性が減りますからね。

以上のくだらない話をまとめると

① ダイバーズウォッチ? いつの時代の代物だ?
② 本当に潜るならダイビングコンピューター付けとけ。
③ 付けときゃ、インストラクターにウザがられないから。

これが言いたかった事です。

Q : じゃあ、お前は何で何十個もダイバーズウォッチを買ったんだ?

A : 形が好きだから。














コメント

  1. ああ!また本当の事をガチで解説!
    同じことを私はオブラートに包んで書きましたけど。
    私は老眼対応時計としてますが、パイロットウオッチでもいいんですよね。
    ブライトリングみたいな計算尺とかクロノ機能はいらん(どうせ見えない)

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  2. 私の言うことが全て正しいという主張をしたような記事内容になりましたが、
    大方合っていると思っています。

    現代のダイビングウォッチは、
    メルセデスベンツGクラス、レンジローバーの最高峰モデルのようなラグジュアリー4WDみたいな
    存在だと思います。
    機能としては申し分ないけれど、
    実際の極地では全く使われていない4WD車。

    本当の現場ではビニール製シートで白塗装のランドクルーザーがマニュアルミッションで活躍、
    そんな感じではないでしょうか?

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